やっと梅雨が明けきった感じで、すっきりと青空が広がりました。ジメジメした蒸し暑さはなくなりましたが、ガンガンとストレートな暑さが襲いかかってきました。
ぼくは早くもグロッキー気味ですが、子供は元気いっぱいです。「虫取りがしたい!」と言うので、武庫川に出かけました。
子供は、セミに忍び寄ったり、トンボやチョウを追いかけまわしたり、暑さをものとせずに楽しんでいました。
子供だけで、セミとチョウとトンボを、合わせて10匹ほど捕まえました。
最後に全部逃がして帰路につきました。
これらの野生の花たちは、どれも皆、人間にとって極めて魅力的です。
しかしながら、彼らは、人間の気を惹くために咲いているのではありません。彼らのターゲットは、花粉を運んでくれる昆虫たちです。
上記の2つの事実から、ひとつの推論の妥当性を主張し得るのではないかと思います。
それは、昆虫たちの感性、あるいは美意識は、人間のそれとかなりの程度共通点を持っていると考えられるということです。
ま、真実は何であるにせよ、昆虫と人間という、かなりの隔たりがある種が、美に関して共通の基準を持っているのかもしれないと想像するだけでも、ものすごく楽しい気分になります。