2008年5月26日月曜日

武庫川の動物たち


 















 うららかな陽気に誘われて、さまざまな動物たちが武庫川に集っています。
 
 人の心も、放浪へと駆り立てられます。
 
 
   5月がやって来た。木々は芽を吹く。
   この時期に、そうしたい者は
   くよくよと家にいるがいい!  (ドイツ歌曲)
 




2008年5月25日日曜日

甲子園浜へ


 子供と甲子園浜(兵庫県西宮市)へ行きました。釣りをしてみたいという子供のたっての希望で出かけました。
 
 
 
 エサは現地調達です。子供が、自分で浜の石をひっくり返して、アオイソメ(?)を数匹捕まえました。
 
 それで投げ釣りを試みましたが、釣れたのは、海草のきれっぱしがひとつだけでした。
 

 子供は悲しそうでしたが、まあ、釣りというのは、テレビゲームと違って、思惑通りの結果が伴わないこともごく普通にあるんだよ、人生の諸々の試みと同様に…ということで、帰路につきました。



 浜では、カモメが群れ飛び、ハマヒルガオがたくさん花開いていました。そうした自然の光景を心に取り込んだことが、本日の釣果でした。

 

 

2008年5月18日日曜日

路傍の貴顕 その2

 
 

 
 
 
 
 
 
 
  
  
 
 
 
  
 
 
 
 



 愛しの雑草たちです。
  
 どれも、花屋で売られている花にはない、一種の神秘性を纏っています。虚栄も衒いもない、自然で真摯な姿が、心を開いて眺める人に感動を与えます。
 
 この季節、ひたむきに生きる彼らを見ていると、よく、ゴットフリート・ケラーの小説の一節を思い出します。


     その実を結ぶと結ばぬと
     人の見ると見ぬとにかかわらず
     いつの世にも花の咲かぬ時はない
     そして秋の実りはどうであろうとも
     ともかくも春は美しい



2008年5月11日日曜日

路傍の貴顕















 すべて、道ばたの雑草です。その大半は、名前さえ知りません。

 しかし、自らに与えられた生を、懸命に、そして淡々と生きている彼らの咲かせる花には、崇高さと気品が漂っています。


2008年5月4日日曜日

六甲山 ロックガーデン


















 
 子供と六甲山のロックガーデンへ行ってきました。

 子供は、ベビーキャリアで担がれるのではなく、自分の足で登る初めての山行。ぼくも、久しぶりの山行です。

 阪急芦屋川に11:45。高座の滝に12:10。そして、第一堰堤で昼食にしました。ウジャウジャいるはずの猪はまったく見当たりませんでした。

 ここで引き返す予定でしたが、子供がもっと登りたいと言うので、時間もあることだし、風吹岩まで行くことにしました。


 



 













 
 天気は最高。まばゆい新緑やヤマツツジの花などを楽しみながら、順調に登って行きました。かなり暑く、大汗をかきました。
 
 風吹岩に13:20。子供はまだまだ元気いっぱいで、もっと登りたいと言いますが(もちろん、ぼくもまだまだ元気いっぱいですが)、ここで引き返すことにしました。
 
 下りも、まったく問題なし。
 
 高座の滝で、子供がいることだし、おでんとビールは横目で眺めるだけにして(涙、涙、涙…)、缶ジュースで乾杯。

 結局、子供が最も楽しみにしていた猪とのご対面は、またの機会へと繰り越されました。猪を山に帰す取り組みがなされているのでしょうか。それならば、大いに結構なことです。

 子供は、積極的によく歩き、岩場も大いに楽しんでいました。なかなか身のこなしもいいので、次回はザイル持参で、ゲートロックあたりから…と、目論んでしまうパパでした。

  

ゲートロックです