2008年9月7日日曜日

路傍の貴顕 その7

 

   
 
 
 
 
 
 
  

 空地や堤防に、ある花が群生していると思ったら、しばらくすると、別の花に入れ替わっています。それらもまた、いつしか、次の花たちに場所を譲っています。
 
 野生の植物は、自らに与えられた時をちゃんと知り、それをきちんと守って他の植物と共存しています。
 
 彼らの規律正しい生き方を見ていると、電車の入口に我先に突進したり、車で無理な割り込みをしたりする一部の人間のやり方が、同じ人間としてたいへん恥ずかしくなります。



  

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